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東京洋装雑貨工業協同組合のあゆみ

はじめに

人間の“衣、食、住”は、いま世界的にその地域差をせばめ、より良いもの、よりファッショナブルに、よりクリエイトにといった方向性のもとに大きな広がりをみせている。その“衣”に属するファッション産業 は、戦後のめざましい繁栄から消費革命なるものを生み出し、めまぐるしい発展をとげた。
1940年代 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代
東京洋装雑貨工業協同組合の歴史 ファッションの流れ 社会情勢
1980年代 昭和55年〜昭和64年
個性化、多様化が進み、多品種少量生産の 時代へ。

ファッションはDCブランド、
インポートブランドを迎える
1980年(昭和55年)

合成メッシュベルトのヒット続く。

ゴージャスなバッグルでエレガントさを演出。

シティーフォーマルにも対応できるものなど、おしゃれ度がアップした。

紳士ベルトは世界一流のメーカーブランド、デザイナーブランドがベルトの商品化にのりだし、ライセンス商品が急増した。

子供用のキャラクターサスペンダーが人気。
「20ans」創刊。

レッグウォーマー人気。

原宿に登場した竹の子族はこれまでのティーンズと異なり、ミヤケ・イッセイやヤマモト・ヨウジ、カワクボ・レイといったデザイナーたちの感性に共鳴。

DCブランドが注目されるようになった。
9%超金利時代。

「ピッカピッカ」 が流行語。

ジョン・レノン死去。
1981年(昭和56年)

婦人ベルトはメタリック・ブロンズや合成スエードなどの化成品や雑素材がふえ、変形、コンビのオリジナルデザインベルトが目立った。フォークロアー調のものが多い。

紳士ベルトはスポーティーでトラッドなカジュアル感覚のベルトが好調。

母の日ポスター制作。
東京コレクション発足。

DCブランドブーム到来。

川久保玲、山本耀司パリ・コレクションに初参加。

ノーマ・カマリ人気。

ミニ再登場。Tシャツドレスが人気。

古着でおしゃれを楽しむスリフティー・ファション登場。
(古着は ’50の洋服が多い。)


右:COMME des GRACONS
左:YOHJI YAMAMOTO
イラン・イラク戦争 激化。

神戸ポートピア’81開催。

日欧貿易摩擦。

「なめんなよ」のなめネコ登場。

中国残留孤児集団来日。
1982年(昭和57年)

ローウエストに巻く帯状のベルト、
ヒップラップが登場。
素材は布、毛布、皮革、金属など。婦人ベルトはゴージャスなフォークロアー
モードが続き、ウエスタン調メタリックベルト
も 目立つ。
サスペンダーも再復活の兆しがみられる。

アンアン、女性セヴン、ジュノンに広告出稿。
アルマーニ、ベネトンが注目される。

モノトーンルックが人気。

プア・ルック登場。重ね着、布を巻く、結ぶ、といった着こなしがポイント。

着古して破れたようにみせるため、むら染めやしわ加工して断ち切り、継ぎはぎをした。

メンズDC、インナーDC、子供服DC登場。

大きな衿で肩幅が広くダブダブのズボンのズート・スーツ登場。

ルーミー・キュロットやスゥイング・カート登場。



JEAN-PAUL GAULTIER

ホテル・ニュージャパン火災。

日航機羽田沖で墜落。
IBM産業スパイ事件。

「ルンルン」が流行語。

「窓際のトットチャン」がベスト
セラーになる。

1983年(昭和58年)

斬新なデザインの変形べルトが主流。

太いものから細いものまで幅広く、異素材を大胆に組み合わせるといった傾向が強くなる。

爬虫類パターンの牛革型押しベルトが注目される。

10月1日、原宿ザ・スペースでベルトショー開催 婦人ベルト部会の手作りショーをめざし、音、映像、アートによる演出。自由な発想でベルトにスポットをあて、服を着こなすために不可欠な存在としての価値を生み出すというもの。2回のショーに来場者数700人という盛況ぶりだった。

●東京レディスベルト(TLB)
シンボル マーク決定
登録商標願昭56-95217

ニューロマンティシズム、ニューレイヤード、ニューミニの到来。

一方でシンプル化の傾向も広まった。アニエス・bが注目される。

床上がり17〜20cmのフルコートが登場。

大きなラペルで肩幅広くダブダブズボンのズート・スーツ再び人気。

ブレザードレスが人気。ローウエスト

やミニに合せてボタンやポケットの位置を低くした。

プア・ルックの流れで形、仕立てなどをわざとだらしない感じにしたスロピ・スウェットシャツが流行る。


ALAIA
女子大生ブーム。

NHKドラマ「おしん」ヒット。

大韓航空機事件。

レーガン大統領来日。
「ロン・ヤス」が流行語。


KENZO
1984年(昭和59年)

変形サッシュがふえ、ポシェトつきベルトが流行。

変形、ルーズ、ウェストサイズと多彩な展開で売行き好調。ソフトエレガンスなジャストサイズも人気。
アライアの服が世界中でヒット。

ファッションはフェミニン路線へ向かう。

タキシード、ストライプパンツが登場。マリンルック、ミリタリールックのパンツとして着られた。

シンプル化の中登場したバッグ・インタレストがが定着。背中をVやU字型に深く開けたり、紐を交差したものや、ワンショルダーなどアシンメトリーをアクセントにしたドレスが流行った。

トランスペアラントが登場。メッシュのように目の透けたはめこみを服のアクセントとして使うことが流行。

ハンカチーフ・ヘムラインのドレスが人気。イブニングやカクテルドレスに用いられた。
ダウ平均が1万円を突破。

グリコ事件。

新札発行。

「ピータパン症候群」
「ちゃっぷい」が流行語。
1985年(昭和60年)

婦人ベルトはクロスベルトの流行などで需要が伸び、昭和57年の生産は660万本。

昭和60年には693万本に増加した。

紳士ベルトはデザイナーブランドのトラッド、ブリティッシュ感覚のものが根強い人気。

シンプル、変形、ルーズ、年齢をこえて楽しめるオリジナルベルトが多くなった。

ヌバックなどの素材でダイヤストーン、リボンをあしらったフォーマルベルトも定着した。

台東グランドバザールに参加。

台東ファッション創作コンクールに参加。

台東ファッションショーに参加。

10月7日、原宿ザ・スペースでベルトショー開催。
ゴルチェ、アンドロジナスルック登場。

男女兼用の服が注目される。

シャネルブーム。

東京ファッションデザイナー協議会
 (CFD)誕生。

マニッシュな雰囲気で直線的なラインのコートが流行。テーラードカラーで幅もたっぷりしていた。

衿、袖、ポケットが極端に大きいオーバースケールコートが登場。

スワロー・テイルと呼ぶコートやジャケットが登場。燕尾服のように後裾が二つに分かれているが、テイルの形が長短さまざまに変化している。

短い丈のジャケットやマイクロブラウスが登場。ローウェストのボトムと組み合わせたり、ハイウェストのボトムやワンピースの上にはおったりした。
「科学万博つくば'85」開催。

日航ジャンボ機墜落。

米、日本の市場開放。

円が急騰。

「イッキ」が流行語。
1986年(昭和61年)

紳士ベルトはトラディショナル&ウェスタン、
ヨーロピアンカジュアルが主流。

それに比べて、レディスはつなぎデザイン、
皮オン皮、皮オンメタリック、紐使いなどが 
目立ち、大胆な変形、カマーベルトも登場し 
多彩な展開となっている。

サファリ、デニム、クラシックスポーツに
対応した巾太のベルトが台頭。

レディス・シンポジュウム '86開催
女性とベルトの歴史について語られた。

当組合では国および都の指定事業として、
「活路開拓ビジョン調査事業」を実施。

東京都主催DokDokフェアーに参加。

台東ファッション創作コンクールに参加。

台東ファッションショーに参加。
女らしいボディラインを強調したボディコンシャスが登場。ヒップラインと強調
したシェイプドスーツやマーメイドスカートなどが登場。

ボディコン服が多くなると、クチュールでシルエットの美しい服づくりのムードが復活し、ニュークチュールと呼ばれた。

エスニックブームの影響でインドやパキスタンの大きなパンツ、シャルワールが人気。

カット&ソー商品登場。


GIANNI VERSACE

東京サミット開催。

イギリスのチャールズ皇太子と
ダイアナ妃来日。

男女雇用機会均等法が施行された。

「おニャン子」
「プッツン」
「新人類」が流行語。

チェルノブイリ原発事故。

1987年(昭和62年)

コンチャ、巾太、ルーズ、変形、メタリックの次に注目されるのがジャスト・ウェスト。

モードがミニ、ロング、パンツと多様化し、ベルトはアパレル感性のスタイル、素材感、テイストのつくり方、売り方の時代になった。

ベルト本体のデザインがアパレル化し、異素材、異色のコンビがふえ、新素材のゴム地やエラスチック地がクラシカルスタイル、スポーティスタイルに台頭してきた。一般的傾向として手間をかけ高級品化したもの、センス、質ともに優れたものが人気。

働く女性が50%を超え、ソフト・スーツがビジネスにとって必需品となってきた。

スーツに合うシック&シンプルなストレートベルトが注目される。活路開拓ビジョン調査事業指導講習会開催。テーマは「婦人ベルト業界の現況と今後の進むべき方向」。講師は三菱総合研究所の野村康三氏。

DCブームにかげり。

少女服ロリータルック人気。

ピンキー&ダイアン、ジュンコ・シマダなどの服が人気。

ニュー・クチュールの波に乗ってディオール人気が復活。レトロブームがおしよせた。'20〜'60の懐古調が流行る。

ゴルチェがみつばちシルエットを発表。

ロメオ・ジリもヒップにかけ蜂の腰のような丸みがあるラインを発表した。

スノッブな若者ファションが世界的に流行る。ヒッピー、BCBG、スロン・レンジャーなどをクラス・ファッションといった。

サラーリーマンにニュースーツが人気。

スケートボード・ファッション登場。

大正ロマンをイメージしたニューきものが人気。「撫松庵」「夢工房」などのブランドがヒットした。

JRグループ11社誕生。

日米半導体摩擦。

NTT株上場。初値240万円。

「サラダ記念日」ブーム。

ダウ株価2万円台になる。

公定歩合、市場最低の2.5%。



CHRISTIAN LACROIX

1988年(昭和63年)

レディースベルト市場は小売換算700億
といわれるまでに成長。

依然としてジャスト・ウェスト時代で、ブランドは増加傾向にある。

ファッションの主流はミニマリズム。

ベルトはカマーベルトやゴムでウエストを締めるボディライン強調型や、ラクロアのカマー、ディオールのエナメル、シャネルのチェーンといったデコラティブ調やシャネルスーツのベルトやキャリアのタイトスーツのベルトのように服のバランスを補正するものが登場。ミニマルっぽく優しいシンプルなベルトが目立った。

第1回ファッションンベルトセミナー開催。

第2回ファッションベルトセミナー「 '89春夏ファッショントレンドと探る」を開催。

伊、仏、韓国などのインポート商品が急激に増加。

若者の間に渋カジがブーム。


ニューリッチ現象。クリスチャン・ラクロワの華やかなデザインがデザイナーたちに影響を与え、ラクロワ現象をひきおこした。
      
コム・デ・ギャルソンが新装飾主義のコレクッションを発表。クチュールの夜の服に使われていた装飾的なアイデアが昼の服に用いられた。

ニューフォークロア(エスニックファッション)が登場。インドやチベット、中近東、東欧のテーマが中心。

ミラノファッション人気。

アルマーニ人気。

ティファニー現象。

「HANAKO」創刊。

リクルート疑惑。

ソウル・オリンッピク。

東京ドーム完成。

ダウ株価3万円台にのる。

1989年(平成元年)

キャリアファッションとして
ソフトテーラードが登場した。こうした洋服 にマッチするジャストウエストのベーシック なストレート・ベルトが注目される。

時代はニューナチュラリズム、ニューミニマム へ。しかし、アクセサリーやベルトで エスニックやレトロ調にコーディネイトして 楽しむといった傾向もみられ、トレンドとして は、ストレートの継続と結び&クロス、 ビッグ&ルーズ再浮上。

第3回ファッションベルトセミナー開催。

イタリアン・インポートブーム。

タレントキャラクター・ブランド続出。

渋カジが定着。輸入ジーンズを中心にしたクラシックな高級カジュアルで、DCブランド後の人気スタイルになった。

ウェスタンルックが登場。
サンタフェ・ファッションが登場。ニューメキシコ風の服や雑貨が人気。

インド風のオリエンタリズム、中国趣味のシノワズリ(ゴルチェ)、中近東から南欧の発展したビザンチンの装飾文化を取り入れたネオ・ビザンチン(ロメオ・ジリ)が登場。

肩から胸、背中を大きくあけた襟ぐりのデコルテスタイルが昼の服に取り入れられた。

昭和天皇死去。

中国天安門事件。

ベルリンの壁崩壊。

消費税スタート。


ROMEO GIGLI

バナースペース

東京洋装雑貨工業協同組合

〒111-0056
東京都台東区小島1-11-12

TEL 03-3851-3685
FAX 03-3863-4606